加齢とともに出てくる症状に悩む人へ~更年期障害の治療~

足の凸凹の治療

男性

静脈が凸凹になる病気とは

足の静脈がミミズ腫れのように浮き上がってしまったり、蜘蛛の巣状に広がる血管が皮膚から透けて見えるようになるケースがしばしばあります。このような症状を下肢静脈瘤と呼ぶのですが、中高年の女性や同じ姿勢を長時間取り続ける人などによく見られる症状です。心臓から押し出された血液は動脈にのって体の各部位に運ばれます。たどり着いた先で酸素と栄養を供給し、不要になった老廃物を回収した上で、今度は静脈を通って心臓に戻っていくという仕組みになっています。足は心臓よりもずっと下にあるため、かなりの圧をかけなければ汚れた血液を心臓に押し戻してやることができません。そのために役に立っているのがふくらはぎの筋肉と静脈内にある逆流防止弁です。しかし、加齢の影響などによってそれらが機能不全に陥り、血液を心臓に押し戻してやることができなくなってしまうことがあります。滞留した血液が静脈を凸凹に変形させてしまうのが、下肢静脈瘤という病気です。

治療方法

下肢静脈瘤が直接的な原因となって、生命の危機にさらされてしまうようなことはまずありません。そのため、足の醜い凸凹が気になっていたとしても、治療を受けずにそのまま放置している人がたくさんいます。しかし、下肢静脈瘤の治療開始時期が遅くなればなるほど、治療の難易度が高くなります。また、症状が悪化すると、単に足の見た目が悪くなるだけにとどまらず、足が疲れやすくなったり皮膚に潰瘍ができてしまったりします。ですので、下肢静脈瘤の症状が気になっている人は、なるべく早いうちに医療機関を受診して、適切な治療を受けるようにした方がよいです。一昔前までは、太ももの付け根の分岐部分で静脈を結束し、切断した上で抜去するという治療方法が主流になっていました。簡単に言うと、使えなくなってしまった静脈を引っこ抜いてしまう手術ですので、怖くて治療を受ける気になれないという人がたくさんいました。しかし、近年になって登場してきたレーザーで静脈を焼く治療方法であれば、血管を抜去する手術は怖いという人でも、気軽に受けることができます。そのため、今後はレーザーで下肢静脈瘤を治す人が増えるだろうと見込まれています。